電子工作

(ノリユキの野望とは?)XBee(S2C)を使って目的地の緯度,経度を無線で送信&受信してみました[ATmega168,電子工作,動作編]

ノリユキ
ノリユキ
いらっしゃーい。電気電子のノリユキです。いつもこのブログをみていただきありがとうございます。

前回は離れた場所のGPS位置情報を無線化し、LCDに表示させました。

離れた場所のGPS位置情報をLCDに表示[ATmega168,電子工作,XBEE(S2C)] 前回はGPSからの情報をLCDに表示させてみました。 https://noriyukiblog.com/2020/05/3...

今回は目的地の緯度、経度(文字)を無線で送信&受信してみました。

お母ちゃん
お母ちゃん
似たような事を前にもやってなかったかしら?
ノリユキ
ノリユキ
やってた

以前、APIフレームを使ってこんなことをやりました。

(無線通信5回目)"数値情報"の送受信により離れた場所のマイコン(ATmega168)のLED点灯/LCD表示[XBee(S2C),APIフレーム使用,電子工作,動作編] 前回はXBee(親機:C)から指示を送り、XBee(子機:R)のLEDを点灯/消灯させました。 具体的にはXBee(C)が...

今回はトランスペアレントモードを使用しています。以前との違いの一つです。

ノリユキ
ノリユキ
トランスペアレントモードでは文字APIフレームのときは数値を送っていたことも大きな違いです。

記事の最後にノリユキの野望を書いていますので、どうか最後までお読みください。

それでは、いってみましょう。

実験回路

送信側と受信側に分けて説明をさせてください。

送信側

PCとXBee(C)[親機]のみです。文字を送るソフトはXCTUを使います。

特にそれといった配線はありません。

以上です。

受信側

全体図です。

個々に説明します。

XBee(R)[子機]-マイコン(ATmega168)間の配線です。

LCD-マイコン間の配線です。

以上になります。

XCTUの設定

XBeeのXCTUの設定については、前回と同様になります。

興味のある方はこちらをご参照ください。

離れた場所のGPS位置情報をLCDに表示[ATmega168,電子工作,XBEE(S2C)] 前回はGPSからの情報をLCDに表示させてみました。 https://noriyukiblog.com/2020/05/3...

LCD表示までの流れ

こんな流れでLCDに緯度経度情報が出力されています。

①XCTU上に緯度経度情報を入力

②XBee(C)->XBee(R)に緯度経度情報を無線通信

③マイコンがXBee(R)から緯度経度情報を受け取る

④-1LCDに緯度経度情報文字を出力

④-2緯度経度情報の文字->数値に変換

お母ちゃん
お母ちゃん
ぶっちゃけるけど、④-2はいらないんじゃないの?
ノリユキ
ノリユキ
いらない!
お母ちゃん
お母ちゃん
(ならなんで入れたのよ。。)

この点については、ノリユキの野望のところでコメントをさせてください。

以上です。

実験

それでは、実験です。時間は4分くらいです。

お母ちゃん
お母ちゃん
文字だけの送信であればこっちのほうが簡単ね
ノリユキ
ノリユキ
そうなんだよね。俺も最近知ったよ
お母ちゃん
お母ちゃん
でもそれ以上にあんたの野望のほうがインパクトがあったわよ

ノリユキの野望

私は目的値まで自動で行くことができるラジコンまたはドローンを設計することを野望にしています。

これが電子工作編の大目的です。

前回記事をこの野望に置き換えてみます。GPSとXBee(R)はラジコン側に取り付けます。ラジコンの現在地を無線通信して操作側でモニターします。

今回の記事も同様に置き換えてみます。操作側にXBee(C)、PCを持たせて、操作側から目的値をラジコン側に送信します。

これで操作側で目的値と現在地の両方をモニターできます。

これまで無線通信、GPSに注力して実験していたのはこの野望ためです。

あとはラジコン側にて”目的値”≒”現在地”にするためには、どのような制御をするかを決めるだけです。

これをするためには緯度、経度の情報を文字から数値に変換する必要があります。

そのために上の④-2のような手間をかけました。

これがクリアになれば、野望達成に大きく近づきます。

しかしこの制御が今まで電子工作をしてきた中で一番難しいです。すぐにはできないでしょう。

できるようになったらブログ&動画で報告します。気長にお待ちくださいませ。

本日はここまでです、毎度ありがとうございます。