今回の記事で100記事目の一個手前の99記事目になります。
今回は私自身が電験なぜなぜシリーズを記事にしてきて思ったこと/なぜなぜをしたことによる恩恵を皆さんに伝えることにしました。
特にこのような方は是非読んでみてください。
“電験の参考書って勉強するのにどうなの?”と思っている方
なぜなぜを繰り返していてどのような恩恵が得られたのか知りたい方
“覚えるだけはつらい!”と思っている方
“楽しく勉強したい!”と思っている方
文字数が1800文字くらいあるので読むのが面倒な方は、”まとめ”まで飛んでください。
まとめを読んで、もっと読んでみたいと思われる方は全部読んでいただけるとうれしいです。
それでは、いってみましょう。
参考書は”参考”書でしかなかった。。
確かに参考書を使って勉強すれば合格はできるでしょう。
私自身参考書&過去問の問題を解くことで合格できました。
しかし、“参考書にかかれている公式や現象を参考書から理解できたか?”と言われたら私はNOです!
理由は簡単です。
参考書に書かれていることのみで公式や現象を理解できていたら、私はなぜなぜシリーズで60記事以上も書く事はなかったからです!
もちろん参考書の中には公式の導出過程や動作の仕組みをわかりやすくかいてあるものもあります。
しかし分野によってわかりやすく書いてあるものとそうでないものがはっきりしていました。
特に機械のパワーエレクトロニクス分野についての説明は乏しいように思えてなりませんでした。
電験の問題ではパワーエレクトロニクスの回路の問題がでてきますので、この部分の理解が乏しいと太刀打ちできません。。。
これらが参考書は”参考”書でしかない。。。専門書ではないと私が思った理由になります。
その点、私のなぜなぜシリーズは違います。
参考書の説明が乏しい部分について、私なりに調べて、説明をしています。
特にパワーデバイスの分野について、負荷にかかる電圧/電流波形について回路の動作をみながら説明しております。
どうぞご活用くださいませ!
わからないところは調べる/考える癖がつく
60記事以上もなぜなぜシリーズを書いているからでしょうか、試験勉強でわからないところがあるとそこで立ち止まるようになりました。
“なぜこのような動作をするんだろう?”
“この用語の意味はなんだろう?”
といった疑問を自分で調べるようになりました。
もちろん調べてもわからないところも多々ありました。
コイルの磁気エネルギーの公式や表皮効果は高周波になるほど表面に電流が集中する理由などです。。
しかし調べてもわからないような案件なので、”これは覚えよう”という意味で見切りをつけることができました。
このように勉強していくと”覚えることは意外と少なかったんだな”としみじみ感じております。
物事の理解を深めていくと、意外なことがわかってきます。2つあります。
1つ目は電験は4つの科目がありますが、繋がっている部分がたくさんあることです。
現在私は電験第2種の法規の勉強をしているのですが、電力や機械の知識で解ける問題が多々あることを実感しています。
法規は覚えるだけ(覚えることが多々あることは事実)だと思っていますが、すべてがそうではないと思えるようになりました。
2つ目については以下に記載させていただきます。
自分の考え(イメージ)を持てるようになる
考える/調べる癖がついていると自分なりの考えを持つことができるようになります。
これはわからない問題に出くわしたときに有効に働きます。
考える/調べる癖によって身につけた知識を総動員することで回答をイメージできたり、選択肢を絞り込むことができます。
もちろんこのイメージ自体が間違っていることもあります。
しかし、このイメージを持てなければわからない問題には全く太刀打ちできないでしょう。
“自分の考え”がわからない問題に立ち向かっていくための”最強の武器”になります。
まとめ
参考書の解説と私のなぜなぜシリーズで勉強をすれば、覚えることを少なくすることができ、自分なりの考え(イメージ)を持つことができるようになる。
その結果、楽しく勉強をすることができ、短期間で合格に近づくことができる。

本日はここまでです、毎度ありがとうございます。