本日2020年2月5日は第2種電気主任技術者(電験2種)の合格発表日でした。
私の結果ですが、なんと合格していました!
2次試験は初受験でしたが、1発で合格しました。

今回はそんな私の合格への道のりと勉強方法を記事にしました。
それでは、いってみましょう。
合格への道のり
2018年に1次試験の理論、電力、機械を受験し、3科目とも合格。その証拠がこちらです。

*法規は受験していないので、表示が”欠席”になっています。
2019年の1次試験では残りの法規を受験し、1次試験を通過しました。その証拠がこちらです。

2019年に2次試験を受験し、なんとか合格しました。その証拠がこちらになります。上図が受験票。下図が試験結果になります。


2年間で合格という道のりでした。
勉強する前に覚えておいてほしいこと
2次試験の問題は1次試験や電験3種とは比べ物にならないくらい難しいことをよく覚えておいてください。
1次試験と2次試験の間は2ヶ月半くらいです。
この期間で2次試験対策をしても、太刀打ちできないです。
電験3種合格後に2種の2次試験問題をみたのですが、、問題の言っている意味がわかりませんでした。
問題の言っていることがわかるようになっても解けません。。。
これが2次試験のレベルです。
正直、2ヶ月半でこの対策をするのは無理だと私は思っています。
せいぜいヤマをはって勉強したところがたまたま試験問題にでてきた結果、受かったというのが良いところでしょう。
2次試験はすごく難しいので、1次試験の勉強と並行して2次試験の問題を解くことを強くオススメします。
合格するための勉強計画
私の場合、受験年度に1次、2次試験ともに1発合格は不可能だと判断しました。
理由は2つあります。
①1次4科目&2次2科目のtotal6科目を一緒に勉強するのはキツすぎる
②私が社会人ということもあり、勉強時間が短い。1日1.5Hくらい。
そのため、1次試験を2回に分けて受けることにしました。
1回目に理論,電力,機械の3科目。2回目に残りの法規を受験しました。
このようにすることで、2次試験の勉強期間を確保しました。
2年かけて合格を目指すというのが私の受験計画です。
参考書
1次試験
1次試験については、”電験2種一次試験過去問マスタ ○○の15年間”をオススメします。
○○は各科目(理論、電力、機械、法規)が入ります。
参考書を添付します。

ただ、法規の場合は希に過去問から試験問題がでないときがあります。
その際の勉強方法については別の記事に記載していますので、こちらを参照ください。

私の場合、それに加えてこれだけシリーズをやっていましたが、上の参考書で十分でした。念のため、参考書を添付します。

1次試験については以上になります。
2次試験
2次試験については、私は3つの参考書を使い、締めとして最近の過去問題を解いていました。
1つ目は“キーワードで覚える!電験2種二次論説問題”です。

論述に特化した参考書になります。私は問題の解説を極力理解またはイメージするように読んでいました。
解説が言っていることを理解するために、ネット等を使って調べていました。
正直なところ、解説が言っていることを覚えてしまえば良いのでしょうが、問題をひねられたら太刀打ちできません。
問題や解説を理解することで、ひねくれた問題がでてきても対応できるようにするのがノリユキの勉強方法です。
2つ目は”戦術で覚える!電験2種二次計算問題”です。

計算問題に特化した参考書になります。これも解説を理解しながら解くことをオススメします。理由は上と同じです。
3つ目は”電験二種 二次試験の徹底研究”です。論述、計算問題ともにこの参考書に入っています。私はこの参考書をときましたが、あまりオススメはしません。

理由は解説に誤りがあるからです。。
しかし、上記2つの参考書にはない問題がそこそここの参考書にはあるのでその点は良いです。
解説に誤りがありますが、上位2つの参考書が理解できてくると、不思議なことに解説の誤りに気づくことができるようになってきます。
もしこの参考書を使うのであれば、上位2つの参考書をある程度マスターした後にやることをオススメします。
最後にホームページに上がっている過去問(10年分くらい)を解いて自分の実力を確認していました。
2次試験の過去問をやる際の重要なこと
これは2次試験が近づいてきたらやっていただきたいことになります。
直近3年分については、実践形式でやることを強くオススメします。
参考書の問題には直近3年分の問題はのっていないのが大半です。つまり、直近3年分については初見の問題がほとんどです。実践にはもってこいです。
直近3年分を試験と同じ時間で解くことで実践力を養ってください。
これにより今までにない力をつけることができます。
それは試験開始5分から10分でどの問題を試験で解くかを見極める力です。
2次試験は複数の問題から選択して問題を解くことになります。しかし、試験時間は短いです。。なので、、
この選択を誤るといくら参考書で力を身につけても合格するのは難しいでしょう。
最初の5分から10分で問題を一通りみて、この問題を試験で解くという選択力を養ってください。
これが直近3年分については実践形式で問題を解いていただきたい理由です。
最後に:なぜなぜを繰り返してほしい!
最後になりますが、1次、2次試験の勉強で一番大事なことは“なぜなぜを繰り返す”ことです。
自分の中で理解ができなかったことを追求してみてください。それが理解できれば自然と頭の中に物事がはいってきます。
そのほうが勉強をしていても楽しいですし、難しい問題が出てきても立ち向かえるだけの力を養うことができます。
こんなことをいったら大袈裟ですが、自分で参考書の解説を作るくらいになったら占めたものです!
このように勉強をして私は第2種電気主任技術者に合格しました。
本日はここまでです、毎度ありがとうございます。