今回は国家資格である第3種電気主任技術者(電験3種)について記事を書きました。
サイト情報を見る限り、需要があり、転職にも有利に働くようです。事実、私の転職には有利に働きました。
それでは、いってみましょう。
この資格を持っていると何ができるの?
電圧50000V未満の発電所や変電所、工場、ビルなどの電気設備の保安監督という仕事に従事することができます。
電気設備を設けている事業主は、工事・保守や運用などの保安の監督者として、電気主任技術者を選任しなければならないことが法令で義務づけられています。
ここでいう電気設備というのは、みなさんの身近なものでいうと写真のようなキュービクル(高圧受変電設備)が該当します。
どのような仕事があるの?
今後はこっちを本業としたいと思っているので調べてみました。
ビル管理
仕事内容としては、、、
電気・水道・ガス・空調などの保守管理・整備・点検
ビル設備の保守点検
テナントや業者との折衝
オーナーとテナントの橋渡し
といったところです
保安協会
仕事内容としては、、
保安管理業務:ビルや工場などを安全に使用するための点検
試験技術業務:大規模な工場や太陽光発電などの点検
調査業務:一般家庭の電気設備の安全調査
災害と対応:自然災害発生後の対応,災害が発生しそうな場合は事前に電気設備の安全点検
広報業務:電気を安全に使ってもらうための広報活動、災害訓練
といったところです
保安法人/電気管理技術者
自家用電気工作物の電気保安に関する業務を事業者等に代わって
(保安協会などの外部委託を受けて)行うことが認められた日本の法人のことです。
仕事内容は、保安協会とほぼ一緒のようです。
工場の電気主任技術者
仕事内容としては、、、
日常業務は機械設備の修繕
PLCのラダー図面の設計
現場にライン工として入ることもある
電気主任技術者としての仕事は年次点検の時に集中
といったところです
公務員電気職(自衛隊技官,市町村電気職)
仕事内容としては、、、
建築設備・道路・公園・水道などの工事・保守や運用などの保安
といったところです
現在活かせているか?
(これは2019年6月までの話になります。)
本業では電気とは程遠いことをしているため活かせていません。。
しかし、電気を扱う製品を本業では取り扱っているため、クレーム関係の問い合わせなど、私にアドバイスを聞きに来られる方はいます。
開発や生産技術の方がいるにも関わらず私に聞きに来られるということは私の回答によりクレームが解決しているということなのでしょう。
従って、間接的ではありますがこの資格の知識を活かしています。
(2019年7月以降の話)
設備で仕事をしています。電気の知識を使って仕事をする機会が格段に増えました。
詳細については別の記事で書く事にします。
受験資格
特にありません。
試験科目
試験は、理論、電力、機械、法規の4科目になります
科目別合格制なので有効期限の3年間を使って勉強する方法も採れます。
つまり、3年間で4科目合格すれば免状を取得できます。
科目ごとの勉強方法については、別の記事に記載しております。
合格率
10%以下。。。となっていますが、ちゃんと勉強すれば合格できる資格です!
まとめ
第3種電気主任技術者は、需要のある国家資格である
色々な種類の仕事がある。
合格率は10%以下でも、ちゃんと勉強すれば合格できる資格である
今回はここまでです、毎度ありがとうございます。