今回は少しだけ前回よりも応用を利かせてみました。
PCに入力した情報をLCD,Tera Term上に表示させるだけでなく、XBeeを使って文字を無線通信してXCTU上に表示させます。
それでは、いってみましょう。
実験回路
全体の回路はこのようになっています。

個々に回路を見ていきます。
マイコン-LCD間の回路図です。

マイコン-RS232C間の回路図です。

RS232Cの1,2PINはOPENでOKです。理由はUSBから電気を供給することができるからです。
そのためにジャンパーを赤枠の箇所に挿入してください。

PC-XBee(C:親機)間の回路図です。

XBee(R:子機)の回路図です。電源は単3電池3個(約4.5V)使用しております。

前回同様、2pinと3pinは短絡させています。
これにより、子機は親機から来た情報をそのまま親機に送り返すことができるようになります。
XCTUの設定
以下の記事を参照ください。

通信の流れ
こんな流れで文字を出力しています。
1,PCに文字入力
2,マイコンはRS232Cから文字を受け取る
3,マイコンはLCD,RS232C,XBee(C)に文字を送る。
→LCD,Tera Term上に文字が表示される。
4,XBee(C)がXBee(R)に文字を送る
5,XBee(C)がXBee(R)から文字を受け取る
6,XCTU上に文字が出力させる
流れは以上になります。
実験
実験に移ります。再生時間は1分30秒くらいです。
PCに文字を入力するとLCD,Tera Term,XCTU上の3か所に文字が表示されました。
地味ですが、これで終わりです。
次回
文字の送受信関係はこれで終わりにします。
次回からは親機から子機のLEDを光らせたり、子機につけたセンサの情報を親機が受け取ってLCDに出力といったようなことを記事にしたいと思っています。
ここからが無線通信は大変になるのかな、、と私は推測しております。
本日はここまでです、毎度ありがとうございます。