電子工作

(無線通信2回目)PCに入力した文字をLCD,Tera Team,XCTUに表示してみました[ATmega168:電子工作、動作編]

ノリユキ
ノリユキ
いらっしゃーい。電気電子のノリユキです。いつもこのブログをみていただきありがとうございます。

今回は少しだけ前回よりも応用を利かせてみました。

PCに入力した情報をLCD,Tera Term上に表示させるだけでなく、XBeeを使って文字を無線通信してXCTU上に表示させます。

お母ちゃん
お母ちゃん
簡単に言うと文字が3か所に表示されるということね
ノリユキ
ノリユキ
そういうことです

それでは、いってみましょう。

実験回路

全体の回路はこのようになっています。

個々に回路を見ていきます。

マイコン-LCD間の回路図です。

マイコン-RS232C間の回路図です。

RS232Cの1,2PINはOPENでOKです。理由はUSBから電気を供給することができるからです。

そのためにジャンパーを赤枠の箇所に挿入してください。

PC-XBee(C:親機)間の回路図です。

XBee(R:子機)の回路図です。電源は単3電池3個(約4.5V)使用しております。

前回同様、2pinと3pinは短絡させています。

これにより、子機は親機から来た情報をそのまま親機に送り返すことができるようになります。

XCTUの設定

以下の記事を参照ください。

XBee(S2C)2個のみを使って文字の送信と受信[XCTU設定] 前回の記事のXCTUの設定です。親機(C)と子機(R)の設定があります。 https://noriyukiblog.com...

通信の流れ

こんな流れで文字を出力しています。

1,PCに文字入力

2,マイコンはRS232Cから文字を受け取る

3,マイコンはLCD,RS232C,XBee(C)に文字を送る。

→LCD,Tera Term上に文字が表示される。

4,XBee(C)がXBee(R)に文字を送る

5,XBee(C)がXBee(R)から文字を受け取る

6,XCTU上に文字が出力させる

流れは以上になります。

実験

実験に移ります。再生時間は1分30秒くらいです。

PCに文字を入力するとLCD,Tera Term,XCTU上の3か所に文字が表示されました。

地味ですが、これで終わりです。

次回

文字の送受信関係はこれで終わりにします。

次回からは親機から子機のLEDを光らせたり、子機につけたセンサの情報を親機が受け取ってLCDに出力といったようなことを記事にしたいと思っています。

ここからが無線通信は大変になるのかな、、と私は推測しております。

本日はここまでです、毎度ありがとうございます。