今回は裁判所にいってきました。
私が思っていたものと違ったのでそこのところを記事にしました。
これを読んだらあなたも”犯罪は絶対してはいけないんだ!“と感じていただけると幸いです。
それでは、いってみましょう。
裁判所へ行った目的
私の好きなゲームの一つに”逆転裁判”というものがあります。
簡単に概要を言うと、被告人の無罪を証明するために、法廷で弁護士が検事と争うゲームです。
証人の証言などに問題があると弁護士、検事が”異議有り!”と言って、証拠品を突きつけていくことで、真実を追求していくというもの。
実際の裁判でもこのようなことが行われているのか気になっていたのです。
そういうわけで裁判を傍聴しに行きました。
裁判のスケジュールについて
私が行った裁判所の場合、警備員のいる机に、各部屋の裁判スケジュールが張り出されています。
スケジュール表をもらうこと、写真をとることはできません。
スケジュールはその日のものだけです。
裁判の傍聴について
音を立てないこと。
傍聴料金を払う必要があると思ったのですが、タダです。
入退室は自由です。
くらいです。
配列について

裁判官:裁判の進行、判決を下す人
書記官:裁判時の発言を記録したり、次回の打ち合わせの日時場所が決まったら部屋を抑えることもしている
検察側:被告人の有罪を立証する人
弁護側:被疑者や被告人の弁護
裁判を聞いた感想
大きく2つあります。
現実はゲームとは全く違いました。
検察側→被告人への質問の理論攻めがえぐい
現実はゲームとは全く違いました。
未遂事件についての裁判だったのですが、現行犯逮捕、証拠などもそろっていることもあったからでしょう、被告人は罪を認めていました。
なのでゲームのような弁護士と検察官が言い争うというような内容ではありませんでした。
もちろん、現実とゲームが違うと思ったのはこの点だけではありません。
検察側→被告人への質問の理論攻めがえぐい
検察側は被告人に対して、
なぜ事件を起こしたのか?
なぜそれが犯罪だと思わなかったのか?
それをした後の身内の気持ち、被害者の気持ちを考えなかったのか?
犯した罪について、現在どう思っているのか?
社会復帰した後は、どのようにして罪を償っていくのか?
犯罪をしないために、どのように生きていかなければならないのか?
を被告人の今までの生き方を調べ上げた上で、理論的に深堀して質問します。
これに対して、被告人は筋を立てて回答しないと、厳しい判決になるのではないかな?と私は傍聴していて感じました。
一番印象に残ったこと
結論から言います。
犯罪は被告人だけでなく、被害者や被告人の身内の方も不幸にするということです。
そう感じたのは被告人側の証人喚問の時でした、証人は被告人の母です。
検察側からの質問を聞いていたら、、私は悲しくなりました。
質問をまとめると、こんな感じです。
“親の育て方が悪かったから、この犯罪は起きたのではないか?”
”親がちゃんと息子を見ていなかったから、この犯罪は起きたのではないのか?”
“被告人が社会に復帰したら、犯罪を犯さないためにどうするのか?”
育て方を否定され、親のせいで犯罪が起きたのでは?というような内容でした。
第3者の私が聞いてても”親が犯罪したんじゃないんだから、そこまで言わなくても。。”
という気持ちになりました。。
まとめ
犯罪は自分だけでなく、被害者や被告人の身内の方も不幸にする
これをやったら自分/身内の方の将来がどうなってしまうのかよく考える
犯罪はやってはいけないと改めて思い知らされました。
今回はここまでです、毎度ありがとうございます。