電子工作

(無線通信4回目)APIフレームを使用して離れた場所のLEDを点灯/消灯してみました[XBee(S2C):電子工作]

ノリユキ
ノリユキ
いらっしゃーい。電気電子のノリユキです。いつもこのブログをみていただきありがとうございます。

前回は離れた場所の温度をLCDに表示させるということをしました。

(無線通信3回目)離れた場所の温度センサーの温度をXBee(S2C)を使ってLCDに表示してみました[ATmega168:電子工作、動作編] 今回は離れた場所の温度をLCDに表示させるという内容になります。 それでは、いってみましょう。 ...

温度センサの温度データをXBee(子機:R)からXBee(親機:C)に送ってLCDに温度を表示させていました。

今回はXBee(C)から指示を送ります。その結果、XBee(R)のLEDを点灯/消灯させてみます。

それでは、いってみましょう。

実験回路

全体図です。

個々に見ていきましょう。

XBee(C)側は写真の通り特に接続しているものはありません。

XBee(R)周辺の接続はこのようになっています。

お母ちゃん
お母ちゃん
今回は回路がシンプルね

以上になります。

XCTUの設定

前回との相違点のみ記載します。

XBee(C)は前回と同じです。

XBee(R)はこの部分のみです。

XBee(C)だけでなくXBee(R)もAPI enableに設定しました。

以上です。

APIフレームについて

XBee(C)からXBee(R)に向けて、LEDの点灯/消灯を制御させるためにAPIフレームというものを使います。

タイピングして、LEDを制御する方法もあるのですが、作業が面倒なのでAPIフレームを使いました。

次にAPIフレームの設定方法です。

XBee(C)からLEDの制御情報を送るため、XBee(C)についてAPIフレームを設定します。

下図の画面から赤枠のXBee(C)をアクティブにした状態で右側の茶色枠をクリックします。

下の画面がでるので、赤枠をクリックします。

次にこのように設定してください。

少し説明させてください。

64-bit dest adressについては000000000000FFFFと設定することで全体に送信することができるようになります。

簡単操作のため、このように設定しました。

AT commandについては18pinはD2,17pinはD3と入力します。

parameter valueは05はhigh(LED:on)、04はlow(LED:off)となります。

設定は以上になります。

このようにあらかじめLEDの点灯/消灯を設定しておくことで、簡単にLEDを制御できるようにします。

これがAPIフレームの長所の一つです。

実験

さっそく実験です。時間は2分です。

お母ちゃん
お母ちゃん
遠くにあるLEDが点灯/点滅しているわね

動画のようにXCTU上で予めAPIフレームを作っておけば、パソコンを2クリックするだけでLEDのON/OFFができます。

また応用も利きます。

ノリユキ
ノリユキ
LED->モータドライバにすることでラジコンも操作できるようになるよ

本日はここまでです、毎度ありがとうございます。