ブログ更新がごてごてで申し訳ございません。。本当にごめんなさい!!久しぶりの記事投稿です!
設備管理副業をはじめて3年が経過しました。
あっという間のようで長く感じた3年間。たかが3年ですが、設備管理の戦闘力を結構あげることができたと思っております。
理由はこういうことでしょう。
*自分が好きではじめたことだから
*雇っていただいた副業社長への恩返しがしたい
*無期限雇用よりもアルバイトは生き残りが大変だから。
今回はどのような3年間を過ごして戦闘力をかなりあげることができたのかを記事にしました。(私の備忘録として残しておきたいというのもあります。)
それでは、いってみましょう。
入社~1年5か月はサバイバル怖
入社の2020年11月~2022年3月の間は、築20年以上の施設に勤めさせていただきました。このときは
*私が一番したっぱ&土日しか勤務できない
*他のメンバーはバリバリの経験者
こんな状況下であるため、契約更新が本当に怖かったです。
副業先と私の契約は1年です。そのため、雇用延長を勝ち取るためには”結果を残さないと生きていけない”と思っていました。
第2種電気主任技術者免状をもっていますが、”経験がなければただの紙切れ”と思い知らされたのはこの職場でした。
月次、年次点検、資料作成などは他の方が独占してされていました。私が入る余地がありませんでした。
“生き残るためには、何をして結果を出せばよいか”と悩んだ末やったことが不具合対応です。
不具合対応は他の業務と比べて出来る方が少ない(率先してやる方が少ない)ため、わからないことだらけでしたが率先して対応しました。




不具合対応を率先して対応してきたこともあり、この施設で生き残ることができ、次の施設勤務につなげることが出来たと思っています。
1年6か月目~2年2か月:取説&仕様書&図面を読む
2022年4月~は築5年程度の施設に勤務することになりました。
相変わらずの一番下っ端の私ですが、メンバー全員がここでの勤務がはじめてだったこともあり、生き残りというよりも
設備を知る
ことを率先してやっていました。前の職場と違い最新の設備を使用しているため、故障対応よりも設備を使いこなすことがお客様にとって良いと考えました。
バリバリの経験者も最新の設備は使ったことがないため、私と似たり寄ったりです。
築5年程度しかたっていないためそれほど故障は発生しません。空き時間は設備の取説、仕様書、電気&空調&給排水図面と格闘しておりました。
具体的には、非常用ガスタービン発電機の動き方を調べたり、、

雨水ろ過設備の電気配線、ろ過、逆洗シークエンスを調べたり、、



空調にどのようなものが使われているのか調べたりしておりました。


はじめは何を書いているのかよく分からなかったのですが、資格取得で培った”わからないことは調べる”をしていくうちに、わかるようになってきました。
2年3か月目~2年5か月目:何でもかかってきなさい
このころはオーナー様から問い合わせが来てもほとんど対応できる変な自信がありました。
空調、電気、給排水図面には図面だけでなく、各設備の制御方法がかかれています。それを読んで理解するように努めていました。

見えにくくて申し訳ございません。こちらは見慣れない言葉や記号ががでるため見るのがイヤな方が多いようです。。
理解するのに時間がかかりましたが、問い合わせ、トラブル時に制御方法を理解していれば、ある程度目星をつけることが出来ます。
例えば、空調の設定温度を下げても温度が下がらないのは、湿度の要求が温度のそれよりも強いから。湿度の設定を現在湿度に近づけてから、空調の設定温度を下げる。(要求度を温度>湿度にするということ)
こんな感じで問い合わせ、トラブルを対応しておりました。ある程度の設備シークエンスは理解できたと思います。
ある程度”かかってこい”という状況にさせた案件がもう一つあります。それは建築設備の本です。

給排水、空調関係のそれを読みましたが、空気線図の読み取り方、給排気、空調風量の考え方、熱貫流率、必要ポンプ動力、ブロア静圧計算等の知識を得ることができました。
設備がどのような根拠で選定されているかを多少なり理解することができました。
オーナー様からの問い合わせでもこの本の知識を有効に活用することができました。
例えば、オーナー様から客席の温度について問い合わせがあった際、
“今日は若い方が盛り上がるので、人が更に熱(顕熱だけでなく潜熱も)を発します。(その場合、一人当たり100W程度熱を発します。それが○○○○人集まるため、)客席が1~2度は上昇します。そのため、いつもより客席温度を1~2度下げてます”
みたいな話をするとオーナー様から理解は得られやすいです。
実は施設で気流の問題があったのですが、この問題を解決したのもこの建築設備の知識でした。
設備管理をされている方は一度読んでみてはいかがでしょうか。
2年6か月目~2年12か月:電気主任技術者選任
前任が退職されて、誰も候補者がいなかったこと、副業社長の恩返しがしたかったため、私が立候補しました。
選任になった途端に忙しくなってしまいました。仕事内容です。上で述べたような資料を見ている時間がかなりなくなってしまいました。
*月次資料作成
*月次点検スケジュール作成
*受変電設備&非常用発電機を含めた年次、月次点検(電気の責任者になったため、点検案件が増えます)
*入社された方のフォロー
*オーナー様、仲間からの問い合わせ対応
なんせ、、、判断、決断することが圧倒的に増えました。
“何でもかかってきなさい”という気持ちは余裕がなくなってくると”何も聞いてこないで”に心変わりします笑。
”また俺かよ~”。”もう勘弁して~”。”自分で少しは考えて”。”頼むから一人にさせて。。”という気持ちです。
電気主任技術者としての仕事ですが、大きかった(?)仕事は無停電年次点検をしたくらいです。保安協会の方が各機器のサーモ測定、部分放電測定しているのを見守っていた程度です。
たまに保安協会の方から質問がありました。
”この配線、他と比べて温度が高いですが、何に使ってますか?”、”この機器の測定はリスクが高いです、いかがいたしましょうか?”
それに対して私は、こんな感じで回答します。
“チラーの配線で使っています。コンプレッサー○○kWクラス2台つんでいるため、△△△A流れます。他より温度高くなります。”、”安全第一でお願いします。測定不要で良いです”
結局異常なしで無停電年次点検は終わりました。
まだ電気主任技術者選任としては大した仕事はしておりません。。
が、、しかし、近々、設備の増設をすることが決定しております。
無停電年次点検が終わり、電気主任技術者選任としての仕事が終わったと思っていたのですが、もうひと山あります。
ちょっと前なら”上等!”って思っていたのですが、”マジですか。。”という精神状況です。。本当にこの1年間選任を全うできるのでしょうか涙
、、、はい。。私は全く大した電気主任技術者選任ではないという話でした。
正直、私は国家資格の知識よりも設備制御、建築設備の知識のほうがはるかに設備管理副業では活かせています。
オーナー様や、仲間からの問い合わせ対応はこれらで充分事足りております。
私自身まだまだ大したことはないのですが、設備制御、建築設備の知識がある設備管理の方は結構少ない感じです。
そう遠くはないうちに、別の設備をみることがあると思います。その時もこれらの知識におごることなく、なぜなぜを追究して更にパワーアップしていきたいものです。
次回:設備管理副業の知識は本業でも活かせる!
え、、”本業はどうなってんだ?”ですか。。。
副業で培った設備制御、建築設備の知識は、本業でも活かせています!!!
(私自身ここまで活かせるものなの!?と驚きまくりです汗)
次回はその点について記事にします。詳細はこちらから。

本日はここまでです。毎度ありがとうございます。