今回は股割り練習記事のラスト後編になります。
中編を見ていない方はこちらの記事を参照ください。

前編をみていない方はこちらの記事を参照ください。

後編は身体を倒す練習方法について説明します。
記事を読むのが面倒という方は動画もあります。こちらを参照ください。
それでは、いってみましょう。
後編の最終目標
図のような状態

つまり、胸が地面につくまでがこの記事での最終目標です。
みなさん、大丈夫です。その根拠は、
脚の開脚度が90度、かつ学校の先生から”あんたが身体を柔らかくできるはずがない“というレッテルを貼られた私でもできたからです!
始める前の準備
脚の開脚度が悪かったり骨盤が立っていない下の図の状態では、身体を前に倒すことが難しく、脚を開いても練習中に脚が閉じてしまうことがあります。

その対策として、下図の①、②を準備します。

①練習中に脚が閉じないようにするためのもの(ここでは硬い箱やタンスを使用、本でもok)
②身体を支えるためのもの(ここではドアを使っています)
この2つがあれば、柔軟中に脚が閉じることも身体が後ろに倒れることもありません。
身体を前に倒すときは、ドアを使って身体を倒すことができます。
練習内容
主に
前からではなく、左右から倒す
真横に身体をひねる
前に身体を倒す
の3つの練習になります。
個々に説明させていただきます。
前からではなく、左右から倒す
図のように横方向に身体を倒していきます。(図は左に身体を倒したものです)

ポイントは
a,開脚度について、脚は開ける最大限まで開くこと。
b,背中から倒すのではなく、お腹から倒すことを心がける。
c,股関節と太ももの筋が痛くなるので、これ以上は無理の一歩手前まで頑張りましょう。
真横に身体をひねる
図のように真横に身体をひねっていきましょう。

d,上を向きながら身体をひねる
e,可能であれば、図のように肩を脚の内側に入れる。
d,eにより股関節と太ももの筋が刺激されます。
左右に身体を倒すこと/真横に身体をひねることについて、最初の1セット目は左右3回ずつくらいやるほうがいいです。
前に身体を倒す前に、股関節と太ももの筋に刺激を与えておきましょう。
前に身体を倒す
図のように、ドアに捕まった状態で身体を前に倒していきます

f,お腹から身体を倒す
g,”これ以上は無理の一歩手前ぐらい”まで頑張りましょう
すごく痛いです。無理をして身体を前に倒し、筋を痛めると長い期間練習することができなくなります。
治るのにどれくらいかかるかについては、別の記事に記載しております。

この身体を前に倒す練習を3~5セット繰り返しましょう。
上の3つの練習での目標
ドアなどを使った身体を前に倒すストレッチの目標は、顔面が地面に着くくらいまでを目指しましょう。
ここまで来ると開脚度がより大きくなり、骨盤もたってきます。ドア、タンスなどなくても練習ができるようになります。
胸を地面につけるための練習方法
顔面が地面につく位になったら、、、ゴールは近いです!!
タンスやドアはもう不要です。
左右に身体を倒すときも図のように

手で足のつま先を掴んだ状態で、地面に顔面がつき、真横に身体をひねると、図のように

手で足のつま先を掴んだ状態で身体を上にそることも可能となってくるでしょう。
身体を倒すときですが、図のように壁を使います。

手で壁を強く押す!
壁を押したときの図の反作用の力を利用して胸、お腹を地面に押し込む!
私はこの方法を使って、胸が地面につけるようになりました。
後編はここまでです。
記事を読んだ方の中には、”お腹はつけないの?”という声が上がってきそうですが、
お腹を地面につけるには、股関節を前に動かす訓練が必要になってきます。
これは大変です。なんせ意識して使ったことがないので、、これについては、別の記事に記載しております。

前編~後編まで読んでいただいありがとうございます!
本日はここまでです、毎度ありがとうございます。