半年間で93万円の貯金を達成し、契約社員生活編はその記事で最後にする予定でした。
その記事はこちらから
しかし、、ちょっとわけがあってもう一つ記事を書く事にしました。
今回は契約社員にも関わらず責任者クラスの仕事をしていた私の設備管理の仕事内容をまとめました。
特に、責任者クラスの仕事内容が知りたい方にみていただけると幸いです。
いつもよりも長文になります。ご了承くださいませ。
それでは、いってみましょう。
ノリユキの仕事内容
半年間の仕事内容をまとめるとこんな感じでした。
インターネット接続、スキャナー、Fax環境構築
設備がどこにあるのかを知る
月次資料取り纏め
新規テナント入居準備
工事立会い
トラブル対応
定期点検
個々に説明をさせていただきます。
インターネット接続、スキャナー、Fax環境構築
“こんなの仕事のうちに入らない!”と思うと思います。
オフィスビルを管理していた管理会社が撤退した後に私が入社したため、仕事環境すら整っていませんでした。
そのため、このようなインフラの構築をするハメになりました。
ちなみに、面接時にはこのような話は一切ありませんでした。。
こんなことがなければ、このようなことをする必要はありません。この部分は飛ばしてください。
設備がどこにあるのかを知る
これも”知ってて当然だろっ!”と思う方が多いと思います。
しかし、前の管理会社からろくな引き継ぎがなかったと会社からは聞いています。
図面はあったのですが、古いままで更新されていないため、鵜呑みにはできませんでした。
そういうわけで、オフィスビルの色々な設備がどこにあるのかを調べることにしました。
月次資料取り纏め
主に
電力、ガス、水道メータ検診結果
蛍光灯などの管球入出庫表作成
日常/月次/年次点検、トラブル対応報告書など資料作成
これら3つのデータを月初にまとめてオーナー側に提出していました。
これら3つも前の管理会社からろくに引き継ぎがありませんでした。
そのため、初めは納期に遅れてオーナー側に怒られていました。
しかし、私たちでアレンジして今はスムーズにこれらのデータを提出できるようになりました。
新規テナント入居準備
これが一番厄介でしたね!
設備のことをよく知っている人であればそれほど問題にはならないのですが、前の管理会社からろくな引き継ぎがなかったので、わからないことだらけです。
そんな中、どのようなことを私がやったのかと言いますと、
オーナー側、入居側、業者との打ち合わせの参加
電気関係の取りまとめ
この2つになります。
打ち合わせ内容としては、
お客様がどのような設備がほしいのか
必要な設備を導入するために、現在のオフィスビルの能力で問題ないのか?
設備を導入するにあたりどのような工事をいつまでにしなければならないのか?
を会議では決めました。
私は電気関係を取り纏めていましたので、電気設備の容量増設可否、設備の取り付け場所の指示、現場監督、停電対応などの対応をしていました。
この詳細については、こちらの記事を参照ください。
大変な仕事でしたがすごく達成感がありました。
電気容量の増設可否では私の判断が功を奏して、200万円近くのコストダウンができました!
そのおかげでオーナー側からご飯を数回おごっていただいたり、退職時も”うちに来ないか?”と誘われました。
このように入居工事がうまくいった理由の一つは色々な設備をみていたからです。
それが素早くそして正確な判断力に繋がり、工事業者が気持ちよく仕事ができ、工事業者、お客様の信頼を得ることにつながったと思っています。
トラブル対応
私が勤めていたオフィスビルのメインのトラブルは、
エアコンの不具合
蛍光灯などの管球の不点灯
手洗い場/小便器のつまり
天井からの漏水
くらいです。
エアコンの不具合は、基本的には業者任せです。業者と保守契約をしているのでその方にお任せしていました。
今後のためにトラブルの原因を業者から聞きますが、大半は経年劣化でした。
寿命がきているので更新したほうが良いと前から言っていますが、億クラスの金額になるため、オーナー側は中々交換に踏み込めません。
天井の漏水については、漏水を一次的に止めるような対応は私たちでします。
恒久対応は業者になります。
管球の交換や水漏れも私たちが対応します。
ここで一番言いたいことは、オフィスビルでは設備を修理するというようなスキルは身につかないということです。
そういった仕事をしたいのであれば、修理業者に就職することを強くオススメします。
定期点検
キュービクルや空調機、トイレ、湯沸かし器などの設備を定期的に点検します。
電流値、電圧などの数値をみたり、水回りの状況を○、△、Xなどで評価します。
数値が異常に大きかったり、小さかったり、△、Xの案件については、修繕や対策をとります。
私は責任者のような仕事をしていたので、定期点検は他の方にしていただきました。
問題があったら私に連絡がきます。そのときは私も加わって対応していました。
点検、工事立会い
一部のトラブル/定期点検のときに業者がきます。その時に私たちも立会いをします。
トラブルが発生している場所に案内し、トラブルの経緯を説明し、工事の状況を確認、工事後の復旧の確認をします。
入社当初は私が業者対応をしていましたが、それでは他の方が育たないので、他の方に立会をお願いしていました。
最後に、、
細かいことを言うとまだ仕事はあるのですが、大まかなところはこんなところです。
色々な設備について業者と保守契約を結んでいるため、修理は業者がします。
もう一度言いますが、オフィスビルでは設備を修理するというスキルは身につきません。
お客様が設備を安心して使っていただくためにはどのようにしたらよいかをお客様と業者、オーナー側と一緒になって提案し対策をとることが施設管理の仕事だと私は思っています。
これで契約社員生活編はクローズとなります。今までみていただきありがとうございました。
他の編は引き続き記事を書きますので、そちらもどうか見に来ていただけると幸いでございます。
本日はここまでです、毎度ありがとうございます。