今回は股割りや180度前後開脚を練習にする際の“覚悟してほしいこと”を私の長年の経験から説明させていただきます。
この覚悟を知らずに練習するのは、お客様の身体や、時間に悪影響を及ぼす危険があります。
練習前に一度読んでいただくことを強くオススメします。
それでは、いってみましょう。
覚悟は4つある
痛みに耐えること
習得には時間がかかること
同じことを繰り返す→繰り返すことで効果が大きくなる
一週間の内、5日はやってほしい
この4つになります。
一つずつ内容を掘り下げていきます。
1,痛みに耐えること
柔軟練習時は股関節周りの筋がすごく痛くなります。
どれくらい痛くなるのかというと涙がでるくらい痛いです。
動画などで強制的に股割りをさせられている子供達をみます。
たいていの子供達は号泣しています。
まさに激痛、苦痛です。
この激痛、苦痛がイヤで股割り、180度前後開脚を断念する方がたくさんいます。
しかし、この痛みに耐えないと股割り、180度前後開脚はできるようにならないでしょう。
少なくても私はこの痛みに耐えたから股割り、180度前後開脚ができるようになりました。
つまり、この痛みを乗り越えてやるという覚悟がいります。
“痛くない方法はないの?”と言われそうですが、少なくても私は知りません。
2,時間がかかること
1年以上かかるのが当然という覚悟が必要です。
私の場合、股割り(お腹が地面につくくらい)は1年6ヶ月、
180度前後開脚?(図のゆがんだ状態)に1年かかりました。

私の経験からわかるように、
筋トレ、ダイエットと違い効果がすぐに得られません。
時間をかけて練習することで、この効果はジワジワでてきます。
そのような理由から1,2ヶ月練習しても身体が柔らかくならないからといって、諦めるのはやめましょう!
長い目で成長を見届ける覚悟が必要です。
3,同じことを繰り返す→繰り返すことで効果が大きくなる
練習を1セットで終わるのではなく、何回も繰り返して実施してください。
推奨回数は3~5回です。3~5回はは私の経験値からきています。
あまりにも多い回数は身体にはあまり良くありません。
昔10回くらいやったことがあるのですが、3~5回目と比較しても効果に変化はありませんでした。
効果がないにも関わらず、翌日、股関節の筋が痛くなりました。
よって、私はあまりにも多い回数をオススメしません。
また、最初の1~2ヶ月は1セット目と5セット目の効果はあまり見えてきません。
これも私の経験論です。そのような理由から1,2ヶ月練習しても身体が柔らかくならないからといって諦めるのはやめましょう!
長い目で成長を見届ける覚悟が必要です。2ヶ月目以降くらいから繰り返しによる効果が見えてきます。
4,一週間の内5日はやってほしい。
私が練習していたときは一週間の内5日以上はやっていました。
もちろん、日数を減らしても成長はしますが、成長速度は落ちます。
私の場合、股割り,180度前後開脚がある程度できるようになった(=満足しちゃった)から,
練習を1週間の内1日だけにしました。
成長はするのですが、成長速度はガクっと落ちました。
この部分の詳細は別の記事に記載しています。

このような理由から、1週間の内5日は練習していただきたいと考えております。
まとめ
股割り、180度前後開脚の練習をする前にこの4つの覚悟を確認していただきたいです。
痛みに耐えること
習得には時間がかかること
同じことを繰り返す→繰り返すことで効果が大きくなる
一週間の内、5日はやってほしい
これらの覚悟を知った上でも”股割り、180度前後開脚ができるようになりたい”と思っていただけたのであれば、これらの練習方法の記事も見ていただけると私はうれしいです。


また、練習時のアドバイスについても別の記事に記載しています。
練習に入る前に一度目を通していただくことをオススメします。

本日はここまでです、毎度ありがとうございます。